2年前の福岡県西方沖地震で大きな被害があった玄界島の県営住宅50戸が、ほぼ完成しました。
去年の3月に着工して以来一年の工期で、来週の3月15日に施工業者より県への引渡しがあり、3月20日には麻生渡福岡県知事も出席されて完成記念式が行われます。
翌21日より引越しが始まり、来月4月より玄界小学校 玄界中学校も授業が再開する予定です。
県営住宅の名称は、建設地が小浜(こばま)という地名により「県営玄界小浜住宅」と決まりました。
この建築工事は広田工務店他2社の施工で、工事期間中、現場の数十人の作業員は毎日片道30分の市営渡船で玄界島へ通いました。台風でなくても時化で玄界島への市営渡船が欠航したため一年間で10日ほど作業が出来ない日や、また朝玄界島へ渡った後欠航して帰れなくなる日もありました。